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そだちと臨床 Vol.12
本体1,600円+税
ISBN 9784750335834
判型・ページ数 B5・152ページ
出版年月日 2012/04/20

そだちと臨床 Vol.12

特集1は「対人援助と感情労働」。援助者と対象者の【感情】をキーワードに、それをどう取り扱って援助に結び付けているのか、その実践をそれぞれの現場から語る。特集2は「保護者支援、私の工夫」。保護者支援のヒントが満載。

特集 対人援助と感情労働――「感情」というナマモノのとりあつかい

 ○支援者が「生き残る」こと――巻き込まれと感情労働の観点から(徳永健介・徳永祥子/大阪市立阿武山学園)

 ○教師たちの保護者に対する感情とクレーム対応力(小野田正利/大阪大学大学院)

 ○遊びごころのすすめ――職員研修の一工夫、職員のゆとりと絆が子どもを育む(松原宏融・樋口亜瑞佐/児童養護施設和敬学園)

 ○エモーショナル・リテラシーを絵本で育むワークショップ(箱崎幸恵/子ども虐待防止のオレンジリボンネット)

 ○法律と人との間に立って――弁護士は感情に左右されない!?(安西敦/弁護士)

 ○ゲシュタルト・セラピーをとおしてみた「感情」論(中西龍一/京都橘大学)

 ○特集まとめ(樋口純一郎/本誌編集委員)


特集 保護者支援、私の工夫

 ○男親への働きかけをとおした家族再統合支援――大阪での男性向け脱暴力支援の取り組みから(中村正/立命館大学)

 ○「親と子のふれあい講座」が大切に育んできたもの――グループ力で個の力を育む(中島尚美/NPO法人親と子のふれあい研究会)

 ○子どもの安全基地を育てていきたい――家族再統合の実践から(宮口智恵/NPO法人チャイルド・リソース・センター)

 ○社会的ひきこもり青年の親支援(田村毅/田村毅研究室)

 ○震災直後からこれまでの被災地での取り組み(伊藤仟佐子/NPO法人せんだいファミリーサポート・ネットワーク)

 ○発達障害児の親支援で大切なこと(岩坂英巳/奈良教育大学特別支援教育研究センター)

 ○特集まとめ(菅野道英/本誌編集委員)


[連載]

・日本の児童相談をたどる 第9回
  松山京子さん(川崎二三彦・鈴木崇之[インタビュアー]
・みん&もこのりんしょう談義 第12回
  お題:小2が決める
・「家族の構造理論」私風 第12回
  事例にみる家族の構造(1)(団士郎)
・Windows of Books No.12
  沖縄県編
・たとえ話で納得! 発達臨床心理学用語講座 第9回
  ストレスとストレッサー/愛着/ソーシャル・ネットワーク/スーパーヴィジョンとコンサルテーション
・こんなときどうする? 市町村児童家庭相談 Q&A 対人援助の基礎知識(上松幸一・東方愛)
・行政 UP TO DATE 第12回
  生活保護改革/障害者虐待防止法
・誌上ファシリテーション 元気になる会議――ホワイトボードケース 会議のすすめ方 第2回
  ホワイトボードケース会議をやろう!(ちょんせいこ)
・気がついたら中堅になっていた心理司から、フレッシュな心理司へ 第6回
  バウムテストの発達的側面(戸倉幸恵)
・私の“介在”療法 第7回
  新版K式発達検査2001(川畑隆)
・ジェノグラムをとおした家族理解 展開編(早樫一男)

・特別寄稿 福島県被災地派遣業務の2か月間を振り返る(上松幸一)
・EDITOR'S BOOK REVIEW


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