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朝鮮戦争の起源 2【下】
本体7,000円+税
ISBN 9784750335667
判型・ページ数 A5・560ページ
出版年月日 2012/04/10

朝鮮戦争の起源 2【下】

1947年‐1950年 「革命的」内戦とアメリカの覇権

朝鮮戦争研究必読書の続刊。下巻では49年夏の境界線地域紛争を取り上げ50年6月以前にも発火点があったことを示すほか、アチソン演説や中国国民党の動向等多様な要素を考察。また人民軍の南部占領、韓米軍の北部占領という角度から内戦の側面に光をあてる。

 凡例

第3部 一九五〇年六月への前奏曲

第12章 適当な間合い――米軍撤退、境界での戦闘、ゲリラの鎮圧
 封じ込めライン上の朝鮮
 限定戦争と全面戦争
 一九四九年における南北境界線での戦闘
 ゲリラ問題の最終的解決
 結論

第13章 「演説」――記者クラブにおけるアチソン流の抑止
 不可測事態に対する捕捉と理解について
 アチソンによる極東の設計
 台湾をめぐる策略
 記者クラブに向けて
 平壌の無筆
 防衛に関するアチソンの思考
 アチソンは攻撃を考えていたのか?
 記者クラブ後の演説――トータル外交とインドシナへの関与

第14章 戦争前夜の北朝鮮
 一九五〇年における、北朝鮮に対するソ連の影響
 ソ連による北朝鮮への軍事支援
 北朝鮮の軍事行動の予兆
 北朝鮮の動機

第15章 戦争前夜の韓国
 「日本のすぐ横」――韓国経済の存在理由
 米韓の軍事的関係
 「死に体委員会」
 五月三〇日の総選挙
 混乱――李承晩の国家を求める闘い
 韓国における中国との深まる関係
 ホンブルグ帽をかぶり塹壕に立つダレス

第16章 台湾の暗示
 つまりは「駐台湾アメリカ軍事顧問団」(FMAG)
 ドノヴァンの特殊任務
 グッドフェローの特殊任務――「中国旗にかえて韓国旗を掲げる」
 クレア・シェンノートの特殊任務
 クックの特殊任務
 侵攻
 クーデタ計画――大元帥の退出を図る
 結論

第17章 六月の週末――戦争前夜の東京、モスクワ、ワシントン
 意外な三角関係――ダレス、ジョンソン、マッカーサー
 近接性の危険
 戦争前夜のソ連の政策
 デレヴャンコ事件
 戦争前夜のワシントン

第18章 朝鮮戦争を始めたのは誰か――三種類のモザイク画
 甕津での衝突事件――「何が起きていたのか、私はまったく分からなかった」
 開城、火を噴く
 戦闘の東部への拡大
 南と北の日曜日
 「北朝鮮による侵攻の証拠文書」
 その他の証拠文書
 第二のモザイク画
 情報過誤――「奇妙な組み合わせのモザイク画」
 好ましいモザイク画
 結論――「決意の生き生きした血の色」

第4部 終幕

第19章 封じ込めのための戦争
 国連の行動
 戦争に対するアメリカの反応
 「実に見事な大失敗」――戦争へのモスクワの反応
 中国の反応
 釜山への猛攻
 仁川上陸――拠点の攻略

第20章 朝鮮戦争の政治的特徴――人民委員会と「白いパジャマ」
 ソウルの占領
 人民委員会の復活
 土地改革
 地方政治
 南部におけるゲリラ戦
 「白いパジャマ」――人民戦争と人種差別の問題
 残虐行為の問題
 北朝鮮による残虐行為
 アメリカによる残虐行為

第21章 巻き返しのための戦争
 拡大する渦
 南による北の占領
 大きく口を開けた罠――「わが軍はウズラの群れを追い立てたところだ」
 「中国の奴らが山ほど」――中華人民共和国の参戦
 互恵主義の原則
 ワシントンでのパニック
 新兵器

第22章 結論――落日
 覇権の構築と再編――朝鮮人の戦争ではなかった
 もつれた糸、解きほぐされた糸
 歴史と記憶
 西を向く――膨張主義の終焉
 中心地の交替

 訳者あとがき
 原注
 原著で使用されている略称の一覧
 参考文献
 事項索引
 人名索引

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