ホーム > 朝鮮戦争の起源 2【上】
朝鮮戦争の起源 2【上】
本体7,000円+税
ISBN 9784750335650
判型・ページ数 A5・484ページ
出版年月日 2012/04/10

朝鮮戦争の起源 2【上】

1947年‐1950年 「革命的」内戦とアメリカの覇権

朝鮮戦争研究必読書の続刊。上巻では、旧植民地と日本の関係を復活させ共産圏を封じ込める米国の構想の中に朝鮮が位置していたと指摘。また史料に基づき南北の体制を分析、特に南では体制への抵抗と政権側の弾圧が状況を一層不安定化させたことを示す。

 凡例
 はしがき

第1章 序――方法に関する回顧、およびアメリカ外交の理論について
 科学と謎――「高度に非線形の不安定な自由境界の問題」
 アメリカ外交政策の一理論を目指して

第1部 アメリカ

第2章 封じ込めと国際協調主義
 政治家アチソン
 「大きな三日月地帯」――アチソンが朝鮮に線を引く
 ケナンの工学
 戦略の政治――朝鮮をめぐる国務省と陸軍省の小競り合い
 ワシントンの李承晩ロビー――「李の馬鹿に関わりあって動きがとれなくなった」
 国連という妥協
 第二次共同委員会
 国連と一九四八年の選挙

第3章 巻き返しと国家主義
 アメリカ・ナショナリズム再訪――孤立主義/巻き返しの政治経済
 膨張主義と鉱産物
 巻き返し派と空軍力
 マッカーサーとウィロビー――地方の巻き返し司令部
 チャイナ・ロビー、マッカーシズム、巻き返し
 ジェームズ・バーナム――干渉主義のイデオローグ

第4章 迷路へと予定されている運命――スパイと投機家
 中央情報機関
 ドノヴァンの冷戦センター
 東アジアの非公式のアクター――シェンノート、ポーリー、ウィロワー、クック、そして特筆すべき他の重要人物
 グッドフェローの特殊任務
 迷路の中のモグラ――イギリス人スパイ
 宝の山はすべて占有?――金、タングステン、黒砂、大豆
 大豆を転がす
 結論

第5章 官僚機構に浸透する巻き返し
 封じ込めと巻き返し――日本との結びつき
 広がる三日月地帯
 ジャパン・ロビーとアメリカの政策
 NSC68における封じ込めと巻き返し
 結論

第2部 朝鮮

第6章 南朝鮮の体制
 青年団体の台頭
 西北青年会
 協調組合に組みこまれた労働
 南の体制のイデオロギー
 教育者としての安浩相
 朝鮮の自由主義と李承晩の敵対勢力
 李承晩の指導力
 李承晩とアメリカ人
 対日協力の問題

第7章 南朝鮮の体制への抵抗
 一九四七年――意味のなかった一年
 村落での闘争
 済州島の反乱
 麗水の蜂起

第8章 ゲリラ抗争
 全羅道のゲリラ
 慶尚道のゲリラ
 ゲリラの使った方法
 外部からの関与と対ゲリラ戦
 結論

第9章 北朝鮮の体制
 大衆政党
 コーポラティズムと革命的民族主義
 政治的抑圧
 警察と諜報

第10章 ソ連と北朝鮮
 ソ連系朝鮮人
 北朝鮮の政治経済とソ連
 朝鮮の対ソ観


第11章 北朝鮮の中国とのつながり
 ソ連軍の撤退と中国の影響の流入――一九四九年―一九五〇年
 軍の統制という問題
 毛沢東の勝利の拭いがたい影響――東方は紅いのか?
 ソ連の原爆
 結論

 原注
 原著で使用されている略称の一覧

同じジャンルの本

このページのトップへ