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日本の朝鮮植民地支配と植民地的近代
本体4,500円+税
ISBN 9784750335506
判型・ページ数 A5・252ページ
出版年月日 2012/03/30

日本の朝鮮植民地支配と植民地的近代

「日本の植民地支配によって韓国は近代化できた」「欧米の植民地支配に較べればずっとよかった」という言説は未だに消えない。日本の植民地支配は、はたして朝鮮半島を近代化したのか。さらにはいかなる近代を持ち込んだのか。多角的、実証的に検証する論文集。

 はじめに

日帝の朝鮮慣習調査事業活動と植民地法の認識(李昇一)
 I.はじめに
 II.近代日本政府の民事慣例調査事業
 III.大韓帝国法典調査局の慣習調査事業
 IV.朝鮮総督府の植民地法の制定と朝鮮の慣習
 V.朝鮮民事令第11条「慣習」と法認化
 VI.おわりに


1910年代~1930年代初における京城神社と地域社会の関係──京城神社運営および朝鮮人との関係を中心に(金大鎬)
 I.はじめに
 II.京城神社の初期的様態──南山大神宮の設立と京城の招魂祭
 III.1910年代~1920年代前半における京城神社の運営と氏子組織の結成
 IV.1920年代半ば~1930年代初における京城神社の拡張と朝鮮人の包摂
 V.結び

経済成長論の「人力開発」認識批判(鄭昞旭)
 I.1994年韓国歴史学界の討論会──問題の所在
 II.人力開発論の変化──安秉直を中心に
 III.単線的起源論の問題点──エッカートを中心に
 IV.最近の批判から──「自己開発」の問題点と代案の摸索

「経済成長論」の植民地認識に対する批判的検討(文暎周)
 I.はじめに
 II.経済成長と文明論
 III.植民地の現実の両面
 IV.おわりに

経済成長論の歴史像の淵源と矛盾する近現代史認識(鄭泰憲)
 I.はじめに──近代主義歴史認識と植民史学の親縁性
 II.資本主義と植民地資本主義の違い
 III.経済成長論の植民地像の「近代文明論」──国家認識の欠如
 IV.経済成長論の虚構の大韓民国「正統論」──国家論の突出
 V.結び


生活水準向上論批判──生活と経験のない生活水準議論の限界(許英蘭)
 I.はじめに
 II.生活水準向上論の含意
 III.生活水準比較のマクロ的基準
 IV.生活水準論争
 V.マクロ的推計と歴史的事実性
 VI.暮らしの中の植民地経験
 VII.おわりに

植民地期朝鮮人労働者の強制動員と個別企業の責任──明治鉱業(株)の事例(金旻榮)
 I.はじめに
 II.強制動員と企業の責任
 III.明治鉱業(株)の強制動員と企業責任
 IV.結び

 筆者紹介

 監訳者あとがき

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