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大橋 ケン

名前 大橋 ケン
カナ オオハシ ケン
 

プロフィール

1957年12月高知県四万十市生まれ。広島大学で物性物理専攻。子供時代は科学者になるのが夢という理科系少年だったが白い紙をみたら何か落書きをするという癖は物心ついたときから変わらない。20才を境に絵画や音楽、文学など芸術系分野に惹かれるようになった。卒業後25才から方向転換して商業美術の世界に飛び込む。広島の印刷会社で版下やイラストの仕事を始める。翌年大阪に移り、イラストや広告マンガ、デザインの仕事をする。30才になり上京。中小から大手の出版社から広告制作会社まで、絵に関連する仕事なら何でも引き受けた。ようやく人並みに頭が回転し始めて、自分の意見を明確な言葉で言えるようになったのが30代半ば。ずいぶん遅い発達だと思う。それまでは発達障害などという言葉も知らなかった。父方の親戚に映画の看板絵描き、母方に書道家などの人物がいた。どうやらその血を受け継いでいるらしい。現在ウサギ2匹とヘラクレスカブトムシの幼虫4匹。それが同居人である。絵を描いている横で、かりかりケージを囓る音がしている。


(『まんが 発達障害のある子の世界 ごもっくんはASD(自閉症スペクトラム障害)』より)

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